俺のヨハネの手紙3

 毎度のまえおき。これは、聖書を知らない人(俺)が聖書を読むとどんな感想を抱くんだろうという実験をするために、俺がまぐまぐから出しているメルマガ「俺の新約聖書」254号(2004・5/13)で「ヨハネの手紙3」について書いたものを、多少の修正をしたものです。
 青い文字があれば、そこにポインタを合わせてください。画面下部のステータスバーに文字列が表示されます(脚注システム)。
 聖書は新共同訳を使っております。日本聖書協会のWEBサイトから引用しております。<>でくくってある部分は引用部です。下線を引いたりしているのは俺です。引用中に()があれば、よみかなです。俺のサアビス。

<長老のわたしから、愛するガイオへ。わたしは、あなたを真に愛しています。愛する者よ、あなたの魂が恵まれているように、あなたがすべての面で恵まれ、健康であるようにと祈っています。>(1〜2)

 ガイオへのラブレターか。このあとも二人称が単数だもんな。

<兄弟たちが来ては、あなたが真理に歩んでいることを証ししてくれるので、わたしは非常に喜んでいます。実際、あなたは真理に歩んでいるのです。自分の子供たちが真理に歩んでいると聞くほど、うれしいことはありません。>(3〜4)

 よほど好きなんだな。

<愛する者よ、あなたは、兄弟たち、それも、よそから来た人たちのために誠意をもって尽くしています。彼らは教会であなたの愛を証ししました。どうか、神に喜ばれるように、彼らを送り出してください。>(5〜6)

 ガイオはそんなにいいやつだったのか。よく知らないけど。

<この人たちは、御名のために旅に出た人で、異邦人からは何ももらっていません。だから、わたしたちはこのような人たちを助けるべきです。そうすれば、真理のために共に働く者となるのです。>(7〜8)

 真理に歩んでいるものの、まだ真理のために働くものになってはいないのか。ガイオ。
 兄弟たちが言うだけなんで、ガイオがほんとに真理に歩んでるのかを信用してないのかな。大好きなのに。

<わたしは教会に少しばかり書き送りました。ところが、指導者になりたがっているディオトレフェスは、わたしたちを受け入れません。だから、そちらに行ったとき、彼のしていることを指摘しようと思います。彼は、悪意に満ちた言葉でわたしたちをそしるばかりか、兄弟たちを受け入れず、受け入れようとする人たちの邪魔をし、教会から追い出しています。>(9〜10)

 ティオトレフェスというのはヨハネのライバルなのかな。
 ライバルというか、なんか、ひどいやつだな。
 いや、教会から追いだす、というのは、いいやつなのかもしれないな。

<愛する者よ、悪いことではなく、善いことを見倣ってください。善を行う者は神に属する人であり、悪を行う者は、神を見たことのない人です。>(11)

 まあ、そうなんでしょうね。

<デメトリオについては、あらゆる人と真理そのものの証しがあります。わたしたちもまた証しします。そして、あなたは、わたしたちの証しが真実であることを知っています。>(12)

 徹底的にガイオに向けて書いてますね。

<あなたに書くことはまだいろいろありますが、インクとペンで書こうとは思いません。それよりも、近いうちにお目にかかって親しく話し合いたいものです。>(13〜14)

 たしか手紙2では、「紙とインク」だったんですが、「インクとペン」になりましたね。
 だからどうだ、って話ですけど。ちょっと気になったもので。

<あなたに平和があるように。友人たちがよろしくと言っています。そちらの友人一人一人に、よろしく伝えてください。>(15)

 いつものように挨拶。
 あっさりと、おしまい。

2004.5/23

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