そういうわけでして、川越は喜多院にいる五百羅漢を見に行きました。西武新宿線本川越駅から降りてしばらく歩くと著きます。喜多院というのはどうも有名なものらしく、いたるところに矢印がついているので迷うことはない。
喜多院の入場券（４００円）で羅漢も見られる。
喜多院を出て、前方に見える土産物屋へ。その脇が羅漢への入口になっているのだ。
店のおばちゃんに券を見せて羅漢へ。
これが非常に迂闊ですまないが、全景を撮るのを忘れてた。それほどここは個人個人のキャラが立ってるということだ、と言い訳をしておこう。
いろいろ見せ方を考えていたんだけど、めんどくさいので非常にシムプルなかたちで行うことにしました。べつにいいよな。
でまあ、例によってセリフをつけていきましょう。げんみつに言うと、セリフをつけてるんじゃなくて、セリフが聞こえてくるんですけどね。
「またオカンに怒られる……」
「はい教科書１２２頁ひらいてー」
「俺、もう菩薩なんちゃうか……」
「はい今週の合格者発表ー」
「俺ルパンって言われるのが一番腹たつねん」
「イシャはどこだ……
「えー、そんでそんで、どうなったん」
「宮沢りえが脱いだなんて……」
「ああ、このメガネね……」
「あー、あしたから修学旅行や」
「うわ、ものすごい俺ねらわれてる」
「昨日な、あのあとなあ」
「俺も巻物以外読みたいなあ」
「ＩＺＡＭが男やったなんて……」
「もうちょい強めで、そうそう、あー気持ちええ」
「あー、あいつヅラやな」
「おまえ、あの３人の中で誰がタイプ？」
「そやな、女性関係に気をつけたほうがええな」
「なんかこの企画、いまひとつやったなあ」
ほっとけ。
なんかところどころコンクリで埋めてあったりするのも面白いのだった。また行こうと思った。