これトリミングのしかたおかしいですね、俺だけど。
えー、まずこれを知ったのは「ベストカー」（三推社）にて。
記事ではなく広告ですな。
「アフターパーツ夏の祭典」というのが売り文句のようだ。
あんまり興味をそそられなかった。
しかし、１９、２０、２１とあるらしい。
俺は職業柄あまり土日に休みが入らず、こういったイベント事には参加しにくいタチなんだけど、１９日は金曜であり幸い休日であった。とりあえず、行けるクルマイベントには行っておこうかな、と思って。東京モーターショーにしか行ったことがないからな。「アシモも行くよ！」って書いてあるし。「来るよ」ではなく「行くよ」だ。客か。
で１９日、行くことにした。
今日は初日なので午前はプレス、１３時から一般、ということだったので遅めに家を出て、ゆりかもめなどを乗り継ぎ東京ビッグサイト。
そういえばビッグサイト初めてだ。
東展示場だかの４５６を使うという。
駅からはけっこうな人。ダフ屋も出ている。すぐそばにはダフ屋禁止の看板を持った若い男がいる。
なんかスーツ姿のサラリマンふう人間が多くビックサイトへ足を運んでいる。こいつらはクルマじゃねえよな。
なんか通信関係のイベントが隣であったようで、ボーダーフォンやドコモの紙袋を下げた大人が多かった。
で、入場（前売り１２００円／当日１５００円）。
入るなり、つまづく。
あ、モーターショーとは違う。
クルマの位置が低い。
モーターショーはいちだん高いところにクルマが設置されておったがここのは全部、ジベタだ。なんという身近さだ。親しみがもてるな。
で、どうしますか、多いのか尠いのかわかんないけど６０枚撮影したんですが、クルマお見せしていきますか、それともそれ以外を見ていただきますか。
そうですか、クルマ以外がいいですか。
ですよね。クルマなら他にわんさとやる人がいるでしょうし。
俺も正直、クルマに関しては、あまり食指をそそられるのはなかったなあ、という感じですし。
おおまかに言いますと、展示されていたのは改造車です。フェンダーだのスポイラーだのをバリバリにつけたゴツイやつです。
でね、ミニバンが非常に多かったです。俺はもっとスポーティーなものばかりだと思ってた。このイベントはこういうものなんですかね、まだ２回目だというから固まってないんですかね、それとも時代の趨勢ですか。だって無限とかザウバーもステップワゴンとかそんなのしか出してないんですよ。
でもまあ、クルマイベントだから、クルマもいくつか見てください。まずは。
ちなみに、写真は全て幅２８０ピクセルに統一しました。特に意味はないです。
まず見ていただくのはこれ。
レーシングカーですね。あきらかに公道を走るクルマではない。
でね、説明板のようなものがいっさいない。なんだろなー、これ、ＭＡＺＤＡって書いてあるな。マツダの車だ。マツダのレーシングカーってなんだろ、最近モータースポーツ界と縁遠いマツダだからな。
あ、「７８７Ｂ」って書いてある。形式名というかそういうのだ。聞いたことあるなあ。
そうだ、これ、あれだ、ル・マン２４時間で優勝した時のマシンじゃないか。日本メーカー初の優勝を取った。
おお、すごい記念車だ。それがこんなムゾウサに。というか、ほとんどの人が見向きもしない。なんでだ。クルマに興味がないのか。
ないのかもしれない。
どうも、客の半数以上が、クルマめあてでないような気がする。８割くらいかもしれない。
もちろん、アレめあてですよ。それはもっとあとでやりましょう。クルマ見ましょう。
那須ＰＳガレージというところの出展。ここはパーツ屋ではなく、クルマを展示してある飲食施設らしい。
そういうわけで、展示車両はどうもノーマル。でもカウンタック。
ランボルギーニ・カウンタックですよ。ディアブロやムルシェラゴもよかですが、カウンタックですよ。餓鬼の頃からの憧れでしょうやっぱ。
かっこいいよなあ、ガルウイング。なんでニポンのクルマはガルウイング出さないかな。過去にはいくらかあったけどさ。
あまりにかっこいいのでそこが出してるＴシャツを購入。田宮模型の箱絵などを描く人が描いたのだとか言ってた。
カウンタックはかっこいいすねえ、と言ったら「ありがとうございます」って言われた。お前はランボルギーニか。
右はまあ、なんちゅうこたないんですが、ワゴンＲですよ。
フロントグリルがですね、アルファロメオのそれのような盾型グリルになっておりましょう。ただ、じっさいこういうクルマが街中を走っていても、寒いんでしょうけどね。
したのバンパー、っつのかフロントスポイラーっつのか知りませんけど、それにグリルが食い込んでないとな、矢張。なんかだれがどう見たってニセモノだもんな。そのへんのつくりこみ、っつーか職人気質、のようなものを俺は感じたいのにさ。
まあいいっす。次みていただきましょう。２台。
これなんだろなー、って思ったんですよ。あー、俺の知らないクルマだ。まだまだ俺も勉強不足であるなあ、なんて思って。
そしたらエクリプス（三菱）です。
いまは日本で販売されてないんですけど、三菱ゆいいつのスポーツカーとして、やはりこのように大切に扱われておるのだなあと実感しました。そんだけ。
んじゃ次は、その他のコーナー。
あのね、なんとかっていうへこみ修理のところが出展してて、１４時半から実演するってんで近くにいたのね。モデルとするクルマはおそらくトーラスワゴン（フォード）。なんか中途半端な選択でしょ。
なで待っていたらホンダカスタマイズワールドのほうから例のあの曲が流れてきたんですよ。
あー、アシモの曲だ、アシモの曲ではないけどアシモの出てくるホンダのイメージＣＭだ。
アシモが来たに違いない、そうだよな、行くって行ってたもんな。とへこみ修理は無視してホンダのもとに足早に向かう。
あー、アシモだ。東京モーターショーでも動いてるところはあまり見られず、日本科学未来館でも見なかったアシモがこんなヘボいイベントに。
そんなわけでアシモを見たわけですが、いやもう感動。
なんつんでしょうね、階段を降りてるだけなんですよ。そんなこと俺だってできらい、って感じなんですけど、テレビで何回もやってんじゃん、って感じなんですけど、やはり実物は良いのです。鳥肌がたつのですよ。そのせいで写真はダメダメ。もっと撮影したかったんだけど、すぐに帰っちゃった。そのあとはなんか女が踊ってたようだけど知らない。
で、つぎの写真ですね。商売っ気たっぷりですね。どこのどんな中小企業が悪戦苦闘しとるんだ、と思ったら三菱自動車。ブースのすみの方にはパイプいすとテーブルでミニ応接セット。こんなとこでクルマ、売れんだろうよ。それも、この受け付け中のクルマ、ランサーエボリューションＧＴ−Ａですよ。ランエボ７のオートマ版です。今年の春に限定２０００台かなんかで発売されたんだけど、ディーラーの方が見込み発注をしすぎて３０００台くらい作ってしまい、結局あまっちゃった、ってやつです。都内のどこの三菱の店にいっても一台は置いてある気がします。こんなとこでも売るって事はよほどのことなんだろうな。
つぎです。
これクルマの屋根に、巻き取り式のシートがついてて、これをポールで支えると、あら屋根が付いちゃった、てなオートキャンプにピタリ、的な商品なんですね。
テーブルの上にはオセロ。しょぼ。
さあ、最後のコーナーとなってしまいました。そうです、みなさんお待ちかねの、若女コーナーですよ。あれなんてんですか、キャンギャル、っていうんですか。
でまあ、実は、写してません。
あれ気恥ずかしいっすよ。俺のような人見知りで小心者のダメ男には無理だ。というか写真を撮れるのもダメ男のような気がしました。
ずばっと見ていただきましょう。
上の写真。左から見ますか。
これがステージです。ここで歌や踊りを誰かがするんですね。俺はスケジウルなんてのをいっさい知らずやって来たわけですが、みなさんハークしていたらしく、すでに集まっております。
で実際、なんとかという名前を知らない歌手の人がダンサーを引き連れ歌い踊っていました。
その人の写真を撮れよ、って話ですが、もちろん俺が写したのは客席。
真ん中の写真ですね。
で、その女歌手が終わったあと、男のダンスが始まったんですけど、そのときの客席が右の写真。もう完全にカメラを下においてます。みるみる人数が減っていきました。
以下、俺が撮影したカメラ小僧たちのカメラ小僧っぷりを見てやってください。
とりあえず、人だかりのする方へ行けば、この状態。若女。
とにかくですね、こいつらクルマにまったく興味がないんですよ。
俺なんかは、クルマを撮るのにジャマだなあとしか思わないし、てめーこいつクルマに腰かけんじゃねえよ、とも思いますが、かれらはそれがいい。腰かけると、パンツが見える可能性がありますからな。
でねー、女の子たちもやっぱプロですね。笑顔を絶やさない。
それぞれのカメラにちゃんと目線を送るんですよ。
でもね、心配していたほど、その、なんつーか、ロウアングルで写している人はいなかったですね。みんなだいたいバストショットとかだったような感じですな。
つーか、俺も映りこんでいそうな感じですな。再来月あたり出る投稿写真誌にはこれらの写真がたくさん載ると思われますのでぜひチェックしたいものだが、俺が映ってたらどうしよう。
でまあ、しょうじき、俺はこういう人たちにそそられないんですよ。
どっちかというと、隣の会場でやってた通信系のなんかにいた、バドガールのようなボディコンのキャンペーン若女のほうにぐっとくるですね。あっちのほうが当然ながらレヴェルは高いですし。そりゃかかってる金が違いますから。
でまあ、そんななか、これはエロい、と思ったので一枚撮影したのが右の写真です。もちろん、最前列で目線もらって、なんてことはできませんので、離れたところからズームして撮影したんですけどね。
この右の人、なんだろこれ、メイド？
まあなんだっていいんですけど、このちっこいマエカケがエロいですなあ。そういうこともあってかここは大人気。ちなみに後ろのクルマはベンツですよ。新型のＥクラスとかあったのにみんな彼女らばっかり。
しかし、こういう、コス選択ってのは、どういう決め方なんでしょうね。俺なんかは露出度の低い方を選んでしまいがちですけど、やっぱこういう人たちは、このマエカケのほうが注目浴びるからこっちがいい、みたいなことになってんでしょうかね。
なんてことを考えておりました。あとショートヘアは尠いなあ、なんて。
ええ、そんなわけで、おしまい。さいごに、ステージの脇からちっこい双眼鏡を持ってずっと見ていた若者の写真を見ていただいて、この場をお開きにいたしましょう。
では。
